「そろそろ新しいバッグが欲しい」と思う事、誰にだってありますよね。

本革や合皮バッグなどを購入した際「新品なのに臭い!」と感じた事あるとおもいます。

新品なのに臭いなんて、どういう事だろうと思ってしまいます。

バッグ(カバン)の臭いを消したい

そもそも、新品の革にはなぜ臭いが付いているのか原因を調べると、もともと革はコラーゲンやタンパク質で構成されており、これ自体には臭いがありません。

しかし、動物の革を製品にするには多くの工程が必要となり、その過程で臭いが付着してしまうのです。

まず、原料の状態にある皮には、腐食を防ぐために防腐剤が使われます。

その後、細かい毛を取り除くために脱毛剤が下処理として塗られます。

そして「なめし」という工程に入ります。

皮が革製品になるときで、このなめしによって革の耐久性や質感、肌触りが変わってきます。

担任やアルデヒドなどのなめし剤に革を浸して、その後油分を加えて乾燥させ、厚みを均等にして染色し、革製品の素材となるのです。

この工程から臭いは必然的にきつくなるのですが、以下の4つの方法が効果的です。

○重曹をふりかける

鞄を大きなゴミ袋などに入れ、重曹を鞄にふりかけます。

そして、袋の中でシャカシャカと振って、重曹をまぶすようにしてください。

重曹には汚れ落としの他に、消臭効果もあります。

鞄は肌に触れるものですから、重曹などを利用したナチュラルクリーニングは肌にも優しいところが嬉しいですね。

重曹を振りかけた後は、外などで鞄から重曹をよく払い落としてください。

○レザーオイルやクリームを塗る

革クリーナーほどではありませんが、レザーオイルやクリームを塗るのも効果的です。

こちらも安いものだと1,000円以下で購入することができます。

オイルやクリームを少量革につけて、柔らかい布で伸ばすようにしながら拭き取りましょう。

臭いが軽減されるのはもちろんですが、耐水性が向上する、汚れが付着しにくくなる、艶が出る、柔らかくなる、風合いが良くなるというように、メリットもたくさんあります。

ただし、オイルやクリームが革を変色させる可能性もあるので、まずは目立たないところでごく少量を塗ってみて、色合いや風合いがどのように変わるのかを確認した上で使って下さい。

○天日干しをする

消臭効果で忘れてならないのが天日干しです。

太陽の光は消臭殺菌効果が期待できます。

ただ、太陽の光はとても強いものなのでバッグの変色なども心配ですので、注意点に気をつけて天日干しを行ってください。

日焼けや変色の心配がありますので、バッグを天日干しする際には、裏返して天日干ししてみましょう。

裏返すことで表面の変色が防げますし、バッグの中の臭いが取れます。

天日干しをする際ですが、しっかりと日光に当たる場所へ干して太陽の力で臭いを取る様にしましょう。

クリーニングがベスト?

革の加工は最終的には仕上げ剤を使って仕上げを行い、切断して接着・縫製などの加工を行います。

ざっくりと説明すると、以上のような工程を経て動物の皮が革素材となり、製品となるわけですが、その過程で多くの薬剤が使われていることがおわかりいただけたかと思います。

革の製造工程で使われる、なめし剤や接着剤といった薬剤に含まれる成分が、あの新品の革についている臭いの原因なのです。

こうした臭いは時間が経過するとともに薄くなっていきますが、仕上げが不十分であったり、出来上がってからそれほど期間が経っていなかったりすると臭いが強く感じられることがあります。

また、梱包されている状態で臭いが充満するのも、革の臭いが強く感じられる要因です。

そこで、クリーニング店で、プロにお任せするのも1つの手段と言えます。

気になる臭いのことをしっかり相談した上で、お願いする事がカギとなります。

プロにお願いするという安心感はありますが、100%臭いが消えるかどうかプロでも確約はできないようです。

料金も数千円ほどかかることが多いので、仕上がってきてから「高い料金を払ったのに……」とならないように、しっかり相談して、納得の上でお願いする事が大事です。

新品の場合

革製品の物はカバンに限らず様々な工程から独特の臭いがあるのが当然です。

基本購入してから時間が経つにつれその臭いは無くなりますし、臭いを消すためと言っても革製品のそもそもの良さがあります。

そして、洗ったりしてしまっては革製品が傷んだり縮んでしまって使い物にならない場合もあります。

独特のニオイはむしろ革製品の良さだとも言えるので大切に使いましょう。