鼻水がでた時に「風邪をひいたかもしれないな」と思うことはあっても、なぜ鼻水が出るのかを深く考えたことはあまりないのではないでしょうか?

鼻水が出ることは私たちの身体を守るためにもとても必要なことなのです。

しかし、風邪などで鼻水が止まらなかったり、鼻が詰まって息苦しいなどの症状はできるだけ早く改善させたいものです。

今回はそんな鼻水の症状や種類から見られる原因について詳しくみていきましょう。

鼻水の性質と症状の違いを理解すれば、早い改善が見込めるかもしれません。

鼻水が臭い原因

ただの鼻風邪を引いたと思っていたとしても、鼻の奥がツンとして頭が痛くなったり、鼻の奥から嫌な匂いがしたりするのは何が原因なのでしょうか。

まずこの症状が起こる場合に考えられるのは、蓄膿症や副鼻腔炎という鼻腔の炎症によるものと考えられます。

鼻腔が鼻の穴の通り道に対して、副鼻腔というものは鼻腔の通り道にある空洞のことを言います。

蓄膿症や副鼻腔炎などの症状は風邪からだけでなく、花粉やカビなどの外部からくる物質などによって鼻腔が炎症を起こし、その状態が長く続くことによって副鼻腔が炎症を起こし膿が溜まるのです。

嫌な匂いの原因はこの副鼻腔炎によってできる膿が原因なのです。

蓄膿症の主な症状は嫌な臭いの他に黄色い鼻水やネバネバした鼻水が出たり、頭が重く感じたり頭痛がしてしまうなどの症状があります。

また蓄膿症の場合、後鼻漏(こうびろう)といってネバネバした鼻汁が喉の方に垂れてしまい、気持ち悪くなったり息苦しくなってしまう症状もあります。

蓄膿症や副鼻腔炎の場合、市販のお薬も販売されていますがあまりにも症状が治まらない場合は無理せずに専門医に行くことをおすすめします。

黄色の時の治し方

鼻水の色や性質によっても症状が判断できます。

黄色の鼻水の場合のほとんどは、蓄膿症などの炎症によって鼻水に膿が混じって黄色い鼻水になることが原因です。

黄色い鼻水の場合の症状というと副鼻腔炎や鼻炎によるものが一般的とされています。

・急性副鼻腔炎

この急性副鼻腔炎の場合はウイルス性の風邪によって発症し、死滅した白血球や免疫細胞が含まれることで黄色くネバネバした鼻水が出ます。

疲労や体調不良などが原因で発症することもあります。

・慢性副鼻腔炎

この場合もアレルギー性鼻炎や急性副鼻腔炎のように、死滅した白血球や免疫細胞が含まれることで起こります。

しかし、急性と違い症状が長引いたり、黄色い鼻水が褐色がかってきた場合は炎症だけでなく、出血も伴っているので注意が必要になります。

・アレルギー性鼻炎

一般的にアレルギー性鼻炎は透明な鼻水が出ることがほとんどですが、症状が悪化したりすると黄色っぽい鼻水が出ることもあります。

・副鼻腔炎

一般的に副鼻腔の中に炎症が見られた場合は副鼻腔炎と診断されることが多いでしょう。

蓄膿症(ちくのうしょう)と一般的に呼ばれ、黄色い鼻水がでた時にもっとも可能性として判断される病気です。

風邪の治りかけでも黄色い鼻水が出ることはありますが、1ヶ月以上症状が続いたりした場合は慢性副鼻腔炎や蓄膿症
の可能性もあるので耳鼻咽頭科へ受診して検査をしてもらいましょう。

上記の通り、副鼻腔炎でも様々な種類があるので根本の原因がわかることで的確な治療やお薬の服用ができます。

透明の時の治し方

また透明でサラサラな鼻水というものは風邪や花粉などのウイルスや外部から入ってきた物質を排出するためにでる鼻水のことが多いです。

例えていうと手が汚れてしまったときに手洗いするように、鼻の中では鼻水がその役割を果たしています。

またこのタイプの鼻水はこれから風邪が悪化していく可能性が高く、重症化することもあり得るので風邪薬を飲んで体を温めてしっかりと睡眠をとることが一番効果的です。

風邪だからと甘くみてしまうとそこから副鼻腔炎や慢性気管支炎や中耳炎などを発症してしまう恐れもあるので、早めの対処が肝心になってきます。

風邪が長引きそうな場合は早めに病院を受診することをおすすめします。

しかし、最初は透明な鼻水が出たとしてもずっと同じ鼻水が出ることはありません。

風邪などの病み上がりにはウイルスを死滅察せたり、膿が排出されるために黄色くネバネバした鼻水に変化します。

鼻水の種類とその対処法をみていきましたがいかがでしたでしょうか?

どの症状にもいえることは「たかが鼻水」と安易に判断せずに早めの処置を行うことが、症状を長引かせたり悪化しないために重要な対処法といえるでしょう。

どの鼻水の症状にもいえることは体内に必要のないウイルスや膿を外に排出するために鼻水は役目を果たしているということです。

鼻が詰まって苦しかったり鼻をかむのが億劫になることもあるかもしれませんが、症状を長引かせないためにもできるだけ排出してしまいましょう。